繰上返済について

開業時にした借金は、どんどん繰上返済した方がいいですか?
住宅ローンとは異なり、金利は経費になるから一生懸命返さなくていい。もしもの時に現金は残しておけという意見も聞きます。もちろんある程度の運転資金は残しておくとして、いくら経費とはいえ、無駄に利息を払うのもどうか、同じ経費でももっと有効な事に使った方がよい気がするのですが。

投稿日時: 2018年10月12日 17:08

1 回答 1962 閲覧
いい質問 3

匿名医師

BEST ANSWER

開業支援・経営支援を行っているライフ・メディカルの田口と申します。

弊社の顧客では、基本的には繰上返済は積極的に行っていただいておりますが、タイミングや割合等は様々です。

例えば固定金利か変動金利かでも、考え方は変わります。
固定金利の場合には固定期間中に繰上返済を行う場合には違約金が発生することが多く、この場合には固定期間が終わるタイミングで繰上返済を行います。
変動金利の場合には、違約金は発生しないか、しても少額のことが多いので、資金の余裕を見ながら、タイミングを図ります。

弊社顧客では、突発的に返済するというよりは、決算終了後、予算をたて、その予算どおり若しくは上回る業績を出している事を確認してから、概ね1年後くらいに返済を行います。
もちろん、たてる予算はクリニックだけではなく、家計の支出等も一緒に検証します。
開業されて一定の年月が経つと、季節変動を鑑み、どの程度資金の振れ幅があるのか把握できてきます。
その振れ幅を見込み、資金の最下限のタイミングでも1,000万円くらいは残るような資金計画を組んで繰上返済を行います。

いくら経費になるとはいっても、金利の支払いは資金を流出させることには変わりません。
可能な限り借金は早期に返済され、身軽になっていただいた方がその後の経営判断の選択肢を多く持てることになります。

投稿日時: 2018年10月12日 17:53

なるほど 3

田口 和宏

クリニック開業・経営コンサルタント ライフ・メディカル株式会社

投稿日時: 2018年10月12日 17:53

回答一覧(1)

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開業支援・経営支援を行っているライフ・メディカルの田口と申します。

弊社の顧客では、基本的には繰上返済は積極的に行っていただいておりますが、タイミングや割合等は様々です。

例えば固定金利か変動金利かでも、考え方は変わります。
固定金利の場合には固定期間中に繰上返済を行う場合には違約金が発生することが多く、この場合には固定期間が終わるタイミングで繰上返済を行います。
変動金利の場合には、違約金は発生しないか、しても少額のことが多いので、資金の余裕を見ながら、タイミングを図ります。

弊社顧客では、突発的に返済するというよりは、決算終了後、予算をたて、その予算どおり若しくは上回る業績を出している事を確認してから、概ね1年後くらいに返済を行います。
もちろん、たてる予算はクリニックだけではなく、家計の支出等も一緒に検証します。
開業されて一定の年月が経つと、季節変動を鑑み、どの程度資金の振れ幅があるのか把握できてきます。
その振れ幅を見込み、資金の最下限のタイミングでも1,000万円くらいは残るような資金計画を組んで繰上返済を行います。

いくら経費になるとはいっても、金利の支払いは資金を流出させることには変わりません。
可能な限り借金は早期に返済され、身軽になっていただいた方がその後の経営判断の選択肢を多く持てることになります。

投稿日時: 2018年10月12日 17:53

なるほど 3

田口 和宏

クリニック開業・経営コンサルタント ライフ・メディカル株式会社

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