倒産と再就職

開業したものの儲からず、クリニックが倒産した場合には勤務医として再就職しているのでしょうか。周りでは聞いたことがありませんが。

投稿日時: 2019年2月22日 18:19

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匿名医師

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不幸にして開業後うまくいかなかった場合の対応方法としては次の3つが考えられます

1 ある程度の利益は出ているが借入金の全額の返済ができない場合

弁護士に依頼して民事再生という手続きを取ります
これは法的な手続きにより債権者の同意を得て借入金の額を返済できる範囲までカットしてもらう方法です
債権者の数と債権金額のそれぞれにおいて1/2の同意が必要ですが場合によっては債権額の8割から9割をカットしてもらえる場合もあります
この方法をとればそのまま開業を続けられます

2利益がまったく出ておらず勤務医として働いても債務の返済が難しい場合

この場合には弁護士に依頼して自己破産の手続きを取ります
破産が認められた後に免責が認められれば、債務はすべて免除されます
医師の場合自己破産しても医師免許には一切の影響はありませんので、
勤務医として診療を続けることも可能です
また自己破産後5年程度経過すれば通常信用情報は消えますので、
再び資金調達を行い開業することも可能です
私どもの事務所でもこのような形でリベンジ開業をお手伝いした先生もいらしゃいます

3 債権債務を整理して勤務医に戻る

家や車、ゴルフ会員権、腕時計等売却できるものはすべて売却し、生命保険も解約してできるだけ借入金の返済を行います
残った債務は銀行と話して勤務医として働いた収入の中から返済していきます
1や2と違い信用情報が傷つくことはありませんので、チャンスがあれば居抜き開業等少額でできる開業に再び挑戦することも可能です

1から3のどのパターンを選択するかはケースバイケースですが、開業に失敗したからといって命まで取られるわけではありません。
打つ手は必ずありますので心配しないでください

湯沢会計事務所
http://www.yuzawa.com/

代表税理士 湯沢勝信


投稿日時: 2019年7月15日 14:22

なるほど 0

湯沢 勝信

湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢会計事務所

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