クリニックを予約制にするかどうかはドクターの考え方によって異なります。一般的に検査や手術、インフルエンザの予防接種、美容外科・美容皮膚科等の自由診療については大部分のクリニックが予約制としていると思います。一般の保険診療に関しては、1.予約制をとっていない2.完全予約制3.一部予約制の3つに分かれると思います。
予約制をとっていないドクターの考え方としては、予約を取るほど患者がいない、予約制にするとスタッフの手間が増える、予約制にして待たせると患者からクレームになる等です。
完全予約制としているドクターは、患者をなるべく待たせたくない、患者の病気によって予約時間を調整することにより、効率よく診療ができる、院内感染を防ぐことができると考えています。
一部予約制としているドクターは、予約制を嫌う患者や急に病気になった患者も受け入れるようにしたい、1時間の予約数を制限することにより、予約患者はなるべく待たせないように診療を行うことができると考えています。
このように予約制に関してはいろいろな考え方がありますので、ご自身の考え方に最も合っている方法をとることをお勧めします。最近は診療予約システムの値段が下がり５０万円程で導入が可能ですので、経済的な面からは障壁がないと思います。

湯沢会計事務所　代表税理士　湯沢　勝信
http://www.yuzawa.com/

投稿日時: 2018年12月2日 17:52

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