法人化について
確定申告の時期で納税額にうんざりしています。法人化を考えていますが、閉院する場合積み上がった収益を自分のものにできるのか不安です。
投稿日時: 2019年2月22日 19:05
匿名医師
確定申告の時期で納税額にうんざりしています。法人化を考えていますが、閉院する場合積み上がった収益を自分のものにできるのか不安です。
投稿日時: 2019年2月22日 19:05
匿名医師
医療法人にした場合場合の最終的な出口戦略についてのご質問だと思います
医療法人にした場合の出口戦略としては2つの方法があります
1後継者がいる場合
ご子息がドクターであればであり将来開業医になるのであれば現在の診療所を承継する、あるいは他の場所に医療法人を移転して診療所を開設するということが可能です
この場合医療法人の中に残ったお金に対しては相続税がかかりませんので事業承継が容易にできます
2今後継者がいない場合
後継者がいない場合には、節税額として医療法人の中に留保されたお金を最終的に個人が全部回収できるようにコントロールします
具体的な方法としては医療法人にたまっているお金を最終的に役員退職金として全て取れるように役員報酬を設定します
役員退職金として取れる金額は次の計算式で計算します
最終報酬月額×勤続年数×功績倍率(理事長の場合3倍程度)
例えば役員報酬を取る前の医療法人の所得金額が45,000,000円の場合
4500万円÷ (12 +3)= 300万円
300円× 3月= 900万円
つまり毎年3600万円の役員報酬をとって医療法人に900万円の利益を出せば最終的に医療法人に残ったお金を全て役員退職金として個人に戻すことができます(計算上医療法人の税金は考慮していません)
このような形で運営すれば個人経営の場合と比べて生涯を通じて相当な金額の節税が可能になります
医療法人は設立するだけではなくて設立後の運営管理がとても重要です
湯沢会計事務所代表税理士 湯沢勝信
http://www.yuzawa.com
投稿日時: 2019年3月21日 15:32
湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢会計事務所
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