共同経営について
3人で精神科クリニックの開業を考えているのですが、共同経営という形を取ることは可能でしょうか?
投稿日時: 2021年2月2日 12:04
匿名医師
3人で精神科クリニックの開業を考えているのですが、共同経営という形を取ることは可能でしょうか?
投稿日時: 2021年2月2日 12:04
匿名医師
共同経営は可能です。ただ個人開業の場合、開設管理者=院長は3人のうちの1人しかなれません。従いまして通帳の作成、融資、賃貸借契約、医療機器の取得等はすべてその院長先生の名前で行うことになります。クリニックの通帳に振り込まれたお金を3等分し、税務申告も3等分した形で各人が行えば実質的に共同経営を実現することができます。
しかしこの方法だと3人のうち誰かが抜けた時に財産債務の帰属をどうするのかという問題が起きる可能性があります。
そこでおすすめしたいのが最初から法人として経営するという方法です。
クリニックを経営する法人と言うとまず医療法人が思い浮かぶと思いますが医療法人の場合最初から法人化することを認めていない都道府県が多いので実質的には難しいと思います。一番いいのは一般社団法人を設立して一般社団法人でクリニックを開設するという方法です。まだあまり一般的な方法ではありませんが私の事務所ではたくさんの新規開業からの開設実績があります
湯沢会計事務所代表税理士 湯沢勝信
https://www.yuzawa.com/
投稿日時: 2021年3月29日 19:27
湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢会計事務所
開業支援・経営支援を行っているライフ・メディカルの田口と申します。
共同経営を考える際に、
・公平性
・資金の負担
・報酬の分配
を気にされると思います。これらを考慮した際に、一般的な開業(個人事業)は不向きです。
どうしても、個人事業主が全責任を負い、他のお二方は雇われの医師となるため、経営者というよりは勤務医師としての責任となります。
また、個人事業の場合には株式会社のような出資の概念が無く、事業主以外の方が資金提供する場合には、事業主への貸付となります。
さらには、事業主以外の方の報酬は給与となり、事業主の経費になります。
共同経営というよりは、上下関係といえばよいでしょうか、雇い主と労働者の関係となりますので、恐らく本意ではないかと思います。
このようなことから、共同経営をお考えであれば医療法人若しくは一般社団法人として開業されることをお勧めいたします。
上記に挙げた課題については、個人事業よりは確実に解決できることが多くなります。
ライフ・メディカル株式会社
田口 和宏
https://life-m.co.jp
投稿日時: 2021年2月13日 17:58
クリニック開業・経営コンサルタント ライフ・メディカル株式会社
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