開業支援・経営支援を行っているライフ・メディカルの田口と申します。

メディカルモールのメリットは、何といっても複数科目が入居していることによる相乗効果です。
一方、デメリットは、クリニック同士でバッティングの可能性があるという事です。

例えば、小児科の先生も子供の皮膚については診る事が多いと思います。その際には皮膚科とバッティングします。
内科の先生であっても、小児科や皮膚科を診たい先生もいらっしゃいます。
婦人科の先生が女性の総合内科のような診療も行いたい場合には、内科の先生とバッティングします。

このように、幅広く診療を行いたい先生には、メディカルモールは不向きですが、例えば眼科の先生などのように専門性が高い科目の先生であればバッティングもありません。

このようにメリットもデメリットもありますが、メディカルモールというだけで否定するものでは決してありません。
開業物件を検討する際に大切なのは、メディカルモールも一般テナントも売地も貸地も含めて、多くの選択肢の中で比較検討することです。

ライフ・メディカル株式会社
田口　和宏
http://life-m.co.jp

投稿日時: 2018年12月20日 01:16

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