患者が集まるクリニック広告戦略最前線

クリニックにおけるホームページの必要性

1億総「検索」時代


 総務省が情報通信の分野における現況などを取りまとめ、年次で発行している「情報通信白書」によると2013年の段階でインターネット利用者は1億人を越え、近年でも微増傾向にあります。多くの人がインターネットを利用して情報を引き出す世の中になっているのは周知の事実です。そんな1億総「検索」時代とも言える現代。例えば、旅行先で食事をするとします。思い当たるお店があれば良いのでしょうが、そうでない場合はやはりインターネットを使って検索するのではないでしょうか? 気になるお店のホームページを見ながらどんなメニューがあるのか、きれいなお店なのか、など様々なことを確認するかと思います。実は患者さんにとってのクリニック選びもこれに似たところがあります。飲食店のメニューはクリニックで言うところの診療内容に当たりますし、初めて来院するクリニックの内装や雰囲気はとても気になるものです。当社の調べによると、患者さんの来院動機の約40パーセントはホームページによるもので、小児科や心療内科などの科目にいたっては80パーセントを越すデータもあります。また、初診時にホームページを確認する患者さんは約50パーセントというデータも出ています。いかに、患者さんがホームページを利用してクリニックの情報得ているかがお分かりいただけるかと思います。

 

大切なのは患者さんが欲しい情報を提供すること

 

資料1

 

 「うちのクリニックはホームページがあるから大丈夫」だと安心するのはまだ早いかもしれません。ホームページを何年も更新せずに放置してはいませんか? 更新を怠っているホームページを見た患者さんは「このクリニックはまだ経営しているのだろうか?」と不安を覚えてしまいます。場合によってはマイナスイメージにつながる恐れがあります。逆に院内の雰囲気や院長先生の顔写真や診療方針がしっかりと伝わるホームページだと来院のハードルが下がり集患につながります。(資料1)は患者さんがクリニックのホームページを閲覧する際にどこを見ているのかをまとめたものです。診療内容が一番見られていますが、意外にも医師の紹介ページが二番目に見られています。「どういった先生なのか」「専門科目は何なのか」など患者さんは先生が思っている以上に気にしていることが表れています。また、ホームページを利用して情報を収集する患者さんは女性が多い傾向があるため、デザイン性などもホームページの印象を良くする要因の一つになります。ただ存在するだけのホームページでは、ホームページを充分に活かしきれていないとご理解いただけたでしょうか。

 

 ホームページはインターネットに設けられたクリニックの窓口です。診療内容や診療時間、院内の様子などの情報を開示することで、病気を抱えている患者さんの不安を少しでも払拭し、来院しやすい環境を作ってあげることもクリニックにとっての大事な役割なのかもしれません。

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