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インターネット集患に直結するSEO対策について

SEOとは


 SEOとは“Search Engine Optimization” の略で、検索エンジン最適化を意味する言葉です。検索結果によってホームページがより多く露出されるための一連の取り組みのことを言い、検索ワードにヒットしやすくなることによって、アクセス数増加につながります。「SEO対策」と聞くと業者に依頼してキーワードを大量に打ち込んでもらう、というようなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、それは昔の話です。


グーグルのアルゴリズムを理解することでSEO対策は9割カバーできる


 現在、検索エンジンのほとんどはグーグルが担っており、実はヤフーもグーグルの検索エンジンを使用しています。つまり、グーグルの検索アルゴリズムに合わせることで9割以上はカバーできるということになります。

 

 グーグルの検索アルゴリズムとはどういったものか? グーグルも一企業です。企業という性質上、日夜、ユーザーの顧客満足度向上に努めています。グーグルの検索エンジンを使うことでユーザーが欲する情報をより的確に有益な情報を得てもらえるよう、常にアルゴリズムを変更しているのです。それらは200以上のルールがあると公表されていますが(それも5年前の話ですので現在はもっと増えているはずです)これによって検索の順位が変動することになります。2017年の12月には医療・健康のサイトに対するコンテンツの評価が大幅に変化しましたが、これは医師ではない方が誤った医療関係の情報を発信した事により、健康被害のトラブルが発生した事が発端となっております。

 

検索上位に表示されるポイントとは


資料1

 

 (資料1)はSEO対策のポイントをまとめたものです。前述のとおり、クリック数が多ければ検索上位に上がってくる時代は終わりました。まず、コンテンツが充実していることがポイントのひとつになります。オリジナルページの数が多く、なおかつ文字数も充分にあるホームページはコンテンツが充実した優良なサイトだと判断されます。しかし、ただページ数が多ければ良いというわけではなく、他のサイトから引用しただけのコピーコンテンツを載せたりすると、評価は下がります。他にも、医療なら医療に関連した優良リンクが多いことや、更新頻度、SEOに認知されやすいHTMLの最適化などがありますが、最近のトレンドとしてはスマートフォン対応が大きな要因のひとつです。これに関しては連載記事の中でより詳しく解説させていただきますが、スマートフォンの普及率は年々増加しており、グーグルもそういったユーザーの傾向に対応する動きが顕著に見られています。そのため、スマートフォンに対応したホームページは、ユーザーのニーズに応えている優良なサイトであると判断されることになるのです。


 今後も時代の流れや新たなデバイスが登場することによってアルゴリズムは変更されていくはずです。しかし、根本にあるのはユーザーにとって有益なサイトかどうか、であり、時代のニーズに合わせて定期的にホームページをアップデートしていく必要があります。この機会に一度、ホームページを見直してみてはいかがでしょうか。

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