チームで実現!梅岡流クリニック経営術

開業時の内装について

内装のデザインは、それを見る患者さんにとって

クリニックのイメージとなり象徴となります。

ですから、クリニックのデザインは、色だけでなく形やその雰囲気を表す

大切なマーケティング戦略の一つであると言えます。

 

私のクリニックでは、来院される患者さんにとって

常にクリーンである、常に清潔である

というイメージを持っていただくよう考えられています。

それは、クリニックにおいて一番大事なことは安全・清潔である

という私の考えに基づいているからです。

 

また、私のクリニックのロゴは青を基調としています。

青に関しては若干冷たい印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、

私にとっては空や海などの大きな広がりをイメージするものであり、

患者さんにも広々とした雰囲気、快適さを感じ取って欲しい

という願いを込めています。

 

この青のイメージに関連付けて、

クリニックのマスコットキャラクターはイルカの形をしていますが、

名前は患者さんから公募して「くりんちゃん」と決まりました。

くりんちゃんというのはクリーンというまさに清潔

というイメージから出てきたものであり、

まさに私たちの願いに合致する名称です。

私たちの想いが患者さんに届いた証だと思っています。

 

 

こういったメッセージを少しずつ院内外に広めていくことは

クリニックのブランディングにも繋がります。

まず、患者さんに

何を訴求したいのか?何を知ってもらいたいのか?何を伝えたいのか?

といったコンセプトを明確にしていくと

イメージが湧いてくるのではないでしょうか。

また内装のデザインや色合いは、ホームページとの一貫性を持つほうが、

クリニックイメージ象徴ブランディング

という点でも良いと言えるでしょう。

 

また、スタッフ目線で内装を考えた時に一番のポイントとなるのは、

日々のオペレーションに支障をきたさないことです。

医師・看護師・医療スタッフが受付・会計・診察とあらゆる業務を行う中、

いかに導線が交差することなく

最短距離で移動できるのかが重要になります。

患者さんに対しては立って応対するのか?座って応対するのか?

でカウンターの高さも違ってきますし、

お子さんが多い診療科目であれば

ベビーカーが交差出来るような通路になっているのかも

重要なポイントです。

そのことを考える際、

同じ診療科目の複数のクリニックに見学に行かれることは

非常に有用なのでおススメです。

 

その他、将来二診制にする可能性はあるのか?

といったところも考えておく必要があります。

最初は二診制が必要でなくとも、

患者さんが増えてきた場合に変更するということもあり得ます。

内装を考える段階で二診制も考慮し、それを踏まえた設計にしておくと

後々に大きな改装も必要ではなくなりすぐにスタートすることが出来ます。

 

水回りの内装で言えば、排水の関係で勾配が必要になるので、

その勾配に向けての高低差をつける際、

いかに段差を生じさせずフラットに作りあげるかといった点にも

注意する必要があるでしょう。

この記事をシェアする

開業希望情報を登録するだけで、条件に合う物件提案が届きます

1. 待っているだけで物件情報が届く

開業したいが物件を探す時間がない、という先生には、開業希望条件を登録するだけで、条件に合う物件を提案しています。

2. ご相談・ご提案無料

登録いただくと、オンライン相談、クリニックサポート登録企業からの提案などを無料でご利用いただけます。

3. 個人情報は非公開

お名前、メールアドレス等の個人を特定できる情報は企業側に公開されませんので、営業電話の心配もありません。
開業希望情報を登録する

バックナンバー

関連記事