チームで実現!梅岡流クリニック経営術

レセプト処理(返戻含む)、業務の仕組化について

返戻というのは毎月発生する作業なので、

書類の記載もフォーマットを作成して利用する等、

しっかりと仕組みを作ることが

今後の時間を管理する上で重要になると思っています。

 

同じような返戻があることは容易に想像ができるので、

その同じような返戻に関しては

どのようなコメントをつけて差し返すのか?

そのような返戻が多くなってきたとき

いかに次の診療に活かすのか?

場合によってはこのような控訴請求をしない

という選択もあり得るかと思いますので、

いずれにしてもしっかりとフィードバックをして

PDCAを回していく必要があるでしょう。

 

先生方もご存知の通り、昨今の医療保険制度におきましては

社会保障費の増大により保険請求金額の締め付けが厳しくなっています。

 

具体的に言うと、

私の開業時である約10年前には、赤外線カメラというめまいの検査に関して、

月6回まで通っていたのですが、最近では月3回までとなり、

その他に関しても年々査定が厳しくなっている印象です。

しかしこれについてはなぜか県ごとに違いがありまして、

県によってはレセプト一枚当たりの査定点数も変わってくるようです。

そのため、ご自身の県の査定基準を

しっかりと把握しておく必要があるかと思います。

 

このようなときに、情報交換は必要になってくるので、

日頃から横の繋がりを構築しておくことをお薦めします。

 

 

さて、冒頭で

“仕組みを作ることが今後の時間を管理する上で重要”

とお伝えしましたが、なぜ仕組化が必要なのか?

 

仕組化のメリット

 

・スタッフが休み、退職しても

 同じ結果が出せるように業務が継続できる(属人化しない)

・新人が統一された認識で成長できるようになる

・一度構築された仕組みは継続した「業務負担の軽減と時間の短縮」に繋がる

・マニュアルの明文化により、スタッフのすべき仕事がはっきりと明確になる

・オートマティックに業務が進むため、

 確認や指示業務が減り、院長の時間が確保できる

 

などが挙げられますが、逆に仕組化しないとどうなるか?

 

 

仕組化しないデメリット

 

・担当スタッフが休み、退職すると業務スピードが落ちる、止まる

・教育レベルがまちまちになり、出来る、出来ない差が大きくなる

・スタッフが何をしていいのか分からず、モチベーションが下がる

・問題があるたびに院長が対応しなければならなくなり、休むことができない

・新しいモノやヒトを導入しても無駄な費用と時間を消費していく

 

などが挙げられます。

 

仕組化を進める上でのポイントは

その問題や課題が繰り返し起こりうるかどうか?

を判断できるセンサーを持つことです。

問題や課題が発生したときに何度も起こりうる問題や課題であるならば、

是非仕組化してみてください。

 

間違いなく、今より効率的な時間の使い方

出来るようになるはずです。 

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